株式会社Ashiraseとknots associates株式会社がVISI-ONE Innovation Hubに加入
株式会社Ashiraseとknots associates株式会社がVISI-ONE Innovation Hubに加入
視覚にまつわる課題解決のイノベーションを創出するための「VISI-ONEInnovation Hub」にこのほど、株式会社Ashirase(以下、Ashirase)、knots associates株式会社(以下、knots associates)が加入することが決まりましたので、お知らせいたします。
Ashiraseは、視覚障がい者用のナビゲーションデバイスを開発・販売するスタートアップ企業です。knots associatesは、システムズエンジニアリングやシステムデザインといった社会をシステムとしてデザインするための方法論に基づいたシステムデザインファームです。
いずれも、2024年3月にマドリードで開催しました、視覚障がい者を対象としたリーダーシッププログラム「Global Leadership Camp for Visually Impaired people, Supported bySkylight」にアクティブオブザーバーとして参加していました。以後、ぞれぞれ、視覚課題解決に取り組む当事者として、またシステムデザイン方法論を用いて分析、プロジェクト推進をする専門企業として、VISI-ONE Innovation Hubをともに推進すべく協議を重ね、合意に達しました。
「VISI-ONE Innovation Hub」は、一般社団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会、スカイライトコンサルティング株式会社の3者で、2024年9月に発足しました。Ashirase、knots associatesが加わり、6者の体制となりました。
VISI-ONE Innovation Hubは引き続き、ともに視覚課題の解決や、新規事業創出、技術革新を生み出す企業・団体を募集しております。
株式会社Ashirase
Ashiraseは「人の豊かさを”歩く”で創る」をミッションに掲げ、視覚障がい者の単独歩行をサポートするナビゲーションデバイス「あしらせ」の開発を行っています。本田技研工業株式会社の新規事業創出プログラムIGNITION第一号スタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の歩行にとって重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築したデバイス「あしらせ」を開発。その後、利用者の声を踏まえた改善を行い、2024年10月より量産モデル「あしらせ2」を発売しています。
▼「あしらせ2」製品サイト
▼製品紹介動画
knots associates株式会社
knots associatesはシステムズエンジニアリングやシステムデザインといった、社会をシステムとしてデザインするための方法論に基づいたシステムデザインファームです。
私たちのクライアントは、これまでのマネジメントフレームワークでは解決の糸口が見出せなかったり、デザイン思考などのイノベーション創出法ではソリューションの具現化に至らなかったりするなど、ビジネス上の本質的な課題を抱えています。
システムズエンジニアリング、社会システム、経済学、インダストリアルデザイン、経営学等の専門性を持つknotsのチームメンバーは、システムデザインメソドロジーを用いて対象を多視点から構造化して可視化することで、クライアントのビジョン実現への新しい切り口を発見することを支援します。
あらゆるプロダクトやサービスが1つの顧客体験として繋がった現代において、対象をシステムとしてデザインするという私たちのユニークなアプローチは、クライアントの持つ潜在的な力に明確な価値の方向性を提供します。
knots associates株式会社ウェブサイトはこちら。https://www.knotsassociates.com/